基本的にお金をほとんど使わない生活をしていたのだが、去年12月にPSvitaとソフト数本を買ってからおかしくなってきた。
vitaを手に入れると、次はPSPが欲しくなり、DSが欲しくなり、子供時代を思い出してもっと古いハードを手に入れたくなっていった。
そうして段々、ゲームで遊ぶことよりもゲームを買い集めることの方が目的化していき、実際にお店やネットでゲームソフトを見ては買うという行為を繰り返していった。
ここ半年ほどずっとそんな事を繰り返していたけど、そろそろ落ち着こうと思う。
理由としては、
・思い出のゲームソフトをある程度集められた
・遊びたいゲームもある程度確保した
・欲しいゲーム機も8割くらいは手に入れた
・あと欲しいと思っているのは高額なソフトやゲーム機が多い
・そろそろゲームを遊ぶことをしたい
・読みたい本も積読状態なので読みたい
まとめると、ある程度手に入って満足したことと、消化していきたい欲が出てきたこと。
一番は、自分が好きなシリーズもののナンバリングを集め終えたことかな。
1本で結構な値段がしていたけど、このまま我慢しても悶々とするし、時間が経つほど価格も高騰していく。
ならもう思い切って買っちゃえ、といった具合に欲しかったけど買わなかったものを一気に買い漁っていった。
ソフトだけじゃなく、ゲーム機本体もいくつも買ったし、それらはどれも前から欲しかったものばかりで、偶然少し安めに店頭にあったから衝動買いしたってのもあるけど、逆にそういう場面で買わなくて後悔した経験もいくつかあるからこそ、思い切って買うという決断にも繋がった。
今月はそういう事をしていたから、散財も酷かったけど満足感は高かった。
そうして集められたからこそ、このくらいで一旦落ち着くかなという気持ちになったんだろう。
でも何でこんなにゲームを買ったかと言うと、やっぱり見てるだけで楽しいから。
中古屋に行って陳列されているゲームを見る、楽しい。
ネットショップで表示されているゲームを見る、楽しい。
子供時代に、買いもしないのにゲーム屋さんに行ってディスプレイを見る。
パッケージを手にとって裏面に表示されているゲーム画面を見てワクワクする。
そういった原体験が自分をここまで突き動かしたんだろう。
そして、欲しかったものや気になったものが実際に手元にある。
その安心感があるのも心理的に大きい。
ここ数年、レトロゲームブームやら外国人らが買って海外流出やら、確実に市場にあるレトロゲームの球数は減っている。
その状況に対しての焦りからか、自分はこの半年くらいの間でここまで買い集めるという行動に出たのもある。
実際、昨年12月には800円程度で売られていたゲームが、今では2500円ほどになっているのも目にしているし、その時に買わなかったのが勿体なかったという思いもある。
ほんの数百円、千円二千円の差額だとしても、買う品数が多いと出費も馬鹿にならないからね。
今は結構清々しい気持ちなので、これからはちょこちょことレトロゲームをチェックはしつつ、コレクターじゃなくプレイヤーとしてゲームと接していきたい。