ゲームボーイの古い攻略本を購入、原体験から今を楽しむ

ゲーム

ゲームボーイアドバンスSP本体を手に入れた話

最近、ゲームボーイアドバンスSP本体を手に入れた。
中古だが価格は1万円弱と結構高額。
しかし、どうしても寝転がってのんびりゲームボーイソフトやアドバンスソフトが遊びたいと思い、購入した。
家にはスーパーファミコン本体とスーパーゲームボーイがあったので、GBASPを別に買う必要性はなかったのだが、ゴロ寝プレイと所有欲、フロントライト付きという部分に惹かれていたので決めた。
フロントライト付きというところがポイントで、このライトの有無でプレイの快適さが全然違う。
数年前から、ゲームボーイやアドバンスなどの液晶をIPSかつバックライト付きのモノに改造する事が一部で流行っているが、自分はGBASPに関しては純正の液晶とフロントライトで良いと思っている。
現代はテレビ、パソコン、タブレット、スマホなど、光る画面を見る機会がかなり多く、自分が自覚していないだけで目への負担は大きいだろう。
そんな中、バックライトで目に直接光が入ってくるのと違い、フロントライトなら画面を照らしているので、直接的な目への負担は少ないため逆にこっちの方が良いとすら思っている。
時代に逆行してはいるけど、こういう考えを持っている人がいてもいい。
ちなみに、いずれゲームボーイ本体を手に入れて、そっちの方はバックライト付きIPS液晶に改造しようと考えている。

本体は中古屋の実店舗で買ったが、お店のディスプレイには4台のゲームボーイアドバンスSP(GBASP)が置いてあった。
その4つ全てディスプレイから出してもらい、画面に傷はないか、ボタンの効きはどうか、音は出るか、フロントライトは点くか、などをチェックして、その中で一番良かったものを買った。
値段はどれも似たものだったが状態はかなり違っていたので、ちゃんと自分の目と手で確認してよかった。
ついでにGBASPの充電器も中古で買って、これで晴れてゴロ寝ゲームボーイとアドバンス生活の始まりだ。

余談だが、家に帰ってからAmazonを見ていたら、USBから充電できるGBASP用充電ケーブルが300円ほどで売っていた。
こっちの方がいいじゃないか・・・。まぁまた買おう。

攻略本を見ながらポケモン赤緑を楽しんでいた原体験

自分が中学1年の頃、初代ゲームボーイでポケモン緑を遊んでいた。
遊んでいた当時はまだポケモンブームはなくて、自分一人でコツコツ楽しんでいたが、学校の友達から「中学生にもなってそんな子供っぽいゲームなんてして」と笑われたものだ。
ゲームシステムがめちゃくちゃ面白くて、ゲームボーイでこんな凄いものがあるんだと思っていたので、友達のそんな発言など気にせず遊んでいた。
しかしテレビアニメや雑誌などと連動していたからか、ポケモンが子供たちの間で大ブームになっていった。
少しして僕を笑っていた友達がこう言ってきた。
「ポケモン面白いな!」
だから言ったじゃん、面白いからやってみたらって・・・。

そしてなぜか所持していた通信ケーブルで、近所の小学生たちとポケモンの交換をしてお互い進化させたり、対戦をしていたりしていて、これはもう革命だなと思いながらもワイワイ楽しんでいた。

でも自分が一番面白さを感じていたのは、パーティメンバーの構成と育成を考えることだった。
僕はガチ勢ではなくカジュアルに楽しんでいたから、今で言う厳選みたいなことはしていなかったけど、どのポケモンが何の技を覚えて、それがどんな効果で、属性の相性を加味してどういうメンツにするか?
それを考えるために必要だったのが攻略本だった。
昔はネットなんてなかったし(厳密にはあったが中学生の自分はパソコンなんて手が出せなくて使えない。また当時攻略サイトがあったのかもわからない)、友達同士での情報交換でも限界があった。
だから、通信ケーブルと同じように、いつどこで買ったか定かではないがポケモン赤緑の攻略本を入手していた。

その攻略本には、ポケモンの種類、何レベルで何の技を覚えるか、何レベルで進化するか、どこに出現するか、技の効果一覧、などが網羅されていて、僕がやりたかったパーティ構成と育成を考える上で必要な情報が揃っていた。
普段勉強もしない、ましてや本なんて読まない自分が、ポケモンの攻略本はボロボロになるまで読み込んでいた。
最初から最後まで読むというより、辞書みたいに必要な情報を引き出すために使っていたので、技の効果一覧など特定のページだけ癖がついて開きやすくなっていたりしていたが、今思えば本に触れる貴重な機会だったな。
そうして自分なりの理想のメンツが揃い、満を持して四天王、ラスボスと進んで撃破したのはとても楽しい記憶として残っている。
また、その後は同じようにラスボス撃破後も育成を楽しんでいた友達や、近所の小学生たちと通信対戦で遊び、その中でも次はああしようこうしよう、と考えを巡らせながらの育成をしていた。

これらの経験から、ゲームの攻略本に対して、また現代だと攻略サイトに対しては懇意的に見ている。
ストーリーを早くクリアしたいから見るというより、辞書のような使い方をして自分で考えて色々遊んでいく、という使い方をするのもいいんじゃないかなと思うし、そういう遊び方をするのもゲームの楽しみ方の一つだとも思う。

ネットで当時使っていた攻略本を発見する

Amazonを見ていたら、当時読み込んでいたポケモン赤緑の攻略本があった。
もの凄く懐かしい気持ちになったのと同時に、今でもまたあんな風に本を見ながらあれこれ構成や育成を楽しみたいな、という気持ちになった。

ちょうど今、所持しているゲームボーイのソフトの中にポケモン緑があるし、ポケモン金、ドラクエモンスターズ1と2も持っている。
これを当時楽しんでいたように遊びたいなと思ったので、かなり古い本だがそれぞれの攻略本を注文した。
ポケモンもドラクエモンスターズも色んな攻略本があったが、その中でもモンスター一覧、技一覧などが載っている辞書的な本を選んだ。
理由は簡単、当時遊んでいたようにまた遊びたいから。
昔(1990年代後半)の本だから価格もプレミア化していると思いきや、送料込みでもそれぞれ400円程度だったので、ポケモン赤緑、ポケモン金銀、ドラクエモンスターズ1と2、の4冊の攻略本を買った。
もちろん高額になっている攻略本もあったけど、そこにある内容は自分が求めるものとは違ったので運が良かった、のかな?
届いた本の状態を見ないとわからないけど、なにせ25年くらい前のものだ。
きっとボロボロだったり、意外と書き込みがあったりはするだろうけど、ノスタルジーを感じる目的もあるのでまぁ良しとしましょう。

ゲームボーイソフトの電池交換が必要

実は今持っているポケモン緑、金、ドラクエモンスターズ2はセーブ電池が切れている。
新しくゲームを初めてセーブをしても、電源を切って入れ直してみるとデータが無くてまた最初から。
これでは遊びづらいので、攻略本と同時にゲームボーイのボタン電池(タブ付き)、ドライバー類、ハンダゴテセットも注文した。
以前は色んなゲームを持っていたがその時に色々事情があってゲーム類一式を手放した。
今持っているゲームたちはその後に買い直したものばかりだが、電池交換は以前、ゲームを処分する前に自分でやっていた。
ただ道具も処分してしまっていたので、買い直したという感じ。
また、その時のボタン電池交換は、ハンダゴテで古い電池を外して新しい電池を絶縁テープにて貼って固定する、というやり方だった。
このやり方でも問題は無いし費用も安く抑えられるけど、これだと何かの衝撃で少し電池がずれたり、ゲームボーイカラー用ソフトだとケース自体が半透明で中の基盤が見えるものがあり、そういったタイプだと中の絶縁テープが見えてちょっと微妙だった。
そういった経験から、今回はタブ付きのボタン電池を購入した。
これならハンダゴテで古い電池を外した後、そのままハンダゴテで新しい電池を取り付けることができるし、見た目もスッキリだし電池がズレる事もないし完璧。

とにかく、古い攻略本と電池交換セットが届いたら、電池を取り替えてのんびり遊んでいきたいと思う。

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