昨年(2024年)の夏前から夏にかけて様々な物を断捨離していた。
今日からまた少しずつ、まだ記事にしていなかった断捨離したモノを書いていく。
プロジェクター
Amazonにあった中華製のプロジェクター。価格は確か1万円ほど。
100インチの大画面でyoutubeや映画やネットなどを見たらどう感じるか?と前々から興味があったが、さすがに大画面のテレビを手に入れるとなるとそこそこお金もかかるため、それならプロジェクターがいいんじゃないかと思い購入。
実際に使ってみると、そんなに悪くない。
50インチも100インチの画面も試してみたが、確かに迫力も没入感もあった。
ただ、大画面の映像を見ていて一つ感じたことがある。
「画面に近いと全体が見えにくいし、遠くから見たら大画面の意味なくね?」
大きい画面だとしても、近くで見るとそれだけ視線を動かすことになる上に、画面全体を俯瞰しづらい。
かと言って離れた位置から見ていると、結局普通のPCモニターくらいのサイズを適切な距離で見るのと変わりなくないか?と思った。
ゲームも試してみたけど、画面が大きいから迫力は申し分ないけど、目を動かす事が多くなり疲れやすい。
そうして使っていくうちに、大画面の映像というもの自体に慣れてしまい、16インチのPC画面で見ても、壁の100インチで見ても、さして感動に変化はないように思ってきた。
それと、プロジェクターには脚立を付けて設置していたんだけど、それが地味に邪魔に感じるようにもなった。
電源ケーブルとPCと繋いでいるHDMIケーブルも少し気になり、使う時だけプロジェクターや関連品を出すようにしていたけど、それも段々面倒に感じてきた。
大画面で見るためのそういった手間や道具を使うより、寝っ転がってスマホでyoutubeや動画を見る気楽さの方が良いと思うようになる。
あと地味な事だが、自分が使っていたプロジェクターは安物だったため、画面の歪み調整機能の中で「横向きでの調整」が出来なかった。
壁(スクリーン)に画面を映し出すが、位置的に画面が台形になっている場合の調節機能のうち、上下の画面調整は出来るが左右の画面調整が出来なかった。
これにより、壁に対して真正面から映し出す必要がある。
真正面からの映像に対しては画面が歪んでいても上下だけの調整で整えられるが、壁に対して斜めの角度から映像を映し出す場合、画面が歪んでいても調整不可。
という事は、壁(スクリーン)に対して真正面にしかプロジェクターを設置する事ができず、それによってより邪魔な位置になってしまう弊害もあった。
もし次に買うなら、左右の歪み調整機能があるものを購入するだろう。
しかし、プロジェクターの必要性を感じなくなったため、それなら誰か他の人に活かしてもらう方が良いと思い、ハードオフに売りに行く事にした。
脚立
ハードオフで中古で500円だか千円だかで買ったはず。
カメラ用の脚立ではあったが、脚立最上部にあったネジ山がそのままプロジェクターの底面にあるネジ穴と合うのが分かり購入。
実際に使ってみると、しっかりプロジェクターを固定してくれて、高さ調節もかなり自由に出来たため便利だった。
これもプロジェクターを売却すると不要になるため一緒に手放した。
デジカメ
数年前に中古で買ったもので、当時は散歩をよくしていたため近所の大きな公園や、ふっとした時に写真を撮っていた。
携帯電話に付いているカメラ機能と併用していが、どちらかで撮ってどちらかでは撮らないとしていたら、データの管理が面倒になってきた。
スマホからならPCにUSBやネット経由でも気楽にデータのやりとりが出来るが、デジカメだとSDカードやら本体と繋ぐ必要があり、別にどちらも同じようなものだと思ってはいたが、2つもカメラが必要かどうか疑問に思い手放す事にした。
これもプロジェクター同様、ハードオフで売却。
手放してみたらやっぱり楽になった。
カメラはスマホでしか使わないので、データもスマホ内のものだけ管理すればいいし、別でデジカメを取り出す事も持ち歩く事もなくなったから。
電子辞書
語学や雑学の勉強のため購入していたもの。
ネット検索でも十分だったが、当時はネットに繋がっていない環境の中で勉強がしたいと思っていたため、中古で3千円くらいで購入。
買ったはいいけど結局勉強する事なく、枕元に置いても手に取ることはせず、押入れの中でホコリをかぶる事になっていった。
ずっと置いておくのも勿体ないと感じたため売却。
ケーブル類
プロジェクター、デジカメ、電子辞書、これらを手放す事によって不要となったケーブル類がいくつか出てきた。
またいつかの記事に書こうと思うが、この時期同時に所持していたPCも5台ほど手放している。
それらのケーブルも集めるとかなりの量になっていたため、これらもまとめて売却する事にした。
売却と言っても本当に二束三文で、ケーブル類まとめて買い取りで数十円とかそんなものだったはず。
まとめ
とにかく、プロジェクター、脚立、デジカメ、電子辞書、ケーブル類を処分しただけでも気持ち的に軽くなった。
もう使わない物を家にずっと置いておく事でも、知らず知らずのうちに脳の容量を取っていると感じた。
頭の中で、いつか処分しようと思っているけどまだ残っている、という思考だったり、家にあるモノを全部把握できていなかったり、そういった状態のままだと、「脳の待機電力を消費」とでも言おうか、無意識でもジワジワと頭の中で消耗している感があった。
モノを手放せば手放すほど、無意識の脳の待機電力が消耗されなくなり、その結果気持ちも軽くなっているように感じる。
あとは何となくの気持ちというか精神衛生上の事でもあるが、使っていないまま押入れで眠っているモノでも、どこかの誰かにとっては必要なモノである場合があるんじゃないかと思っていた。
家の中で死蔵させているより、自分がそれらを手放す事によって他の誰かの手に渡り、そこで活かしてもらってこそ、そのモノが生まれた価値があるんじゃないかと。
1年に1回以上は必ず使うというモノなら所持していてもいいと思う。
実際に自分も車のスタッドレスタイヤや、雪かきスコップなどを所持しているが、これは冬の1シーズンしか使わなかったり、天候によってはスコップも一切使わない事がある。
でもこれは無かったらその時困るので持っている。
今回紹介した手放した物たちはそういった用途では無いため、手放して誰かに使ってもらいたいと思う。
他にも手放した物は色々あるのでまた書きたい。